グームテ茶園は、英国人の開拓者ヘンリー・レノックス氏が1899年に茶園を作り、その後有名な入植者オブライエン氏に経営が引き継がれました。そしてネパールのラナ国王一家がオブライエン氏から茶園を買い取ります。さらにマハビー・プラサド氏とインドの開拓者ケジュリワル家が1950年代中頃に茶園を引継ぎます。
、現在の経営者アショック・クマール氏は業務担当者として、伝統的な茶栽培の手法を守りつつ最新の経営方法を取り入れています。茶葉を収穫してから袋詰めにして売るまでの間、各製造工程で記録をとり、詳細な業務日誌を作ります。茶園から送る茶は、どんな原材料を使ったか、その茶葉の栽培された区画、標高、日々の気象状況や、萎凋、揉捻、乾燥といった製造状況をロットごとに文書ですべて記録されています。
(ロケーション−自然からの贈り物) |
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中国種の茶木が900mから1800mの山の傾斜に植えられています。ほどほどに涼しく、降水量は多い気候。これが質のいい茶を作るのに最適な状況を作りだします。
グームテは霧と太陽光が交互に現れる気候で、茶の成長が遅くなります。このことでじっくりと品質のいい茶葉が育っていくのです。 |
オーガニックとは化学肥料や殺虫剤を全く使用しない製法です。 IMO(オーガニック国際認定機関、本部スイス)の指導や検査を受けながら、このオーガニック製法に取り組んでいます。 オーガニックティはISO9001やHACCPの基準にそってグームテ工場とは違う方法で製造しています。海抜1400mの高地で純粋の中国種を使い、素晴らしい製造方法で作られるこの茶の品質は最高級。 "(マルカテルバレー)という名前で市場に売られています。 |